趣味として音楽を楽しむ喜び

音楽を生業とする人と趣味とする人

ピアノの先生をしている友人は、既に結婚して子供がいます。独身の時は、ピアノの個人教授として、生徒の家を回りながら収入を得ていました。彼女の実家を訪ねた時は、グランドピアノが置いてあって、かなり裕福な家庭なのだと知りました。お父様は医師なので、一人娘には十分の教育をしたのでしょう。聞くと、音楽を生業とするのは相当大変だということです。無論才能も必要ですが、自我の強さもいるようです。彼女は、音楽を一生の仕事にする人とは、結婚したくはないと言っていました。現在のご主人は、普通のサラリーマンだそうです。結婚した今は、趣味としてピアノを弾いているそうです。

私たちはテレビやコンサートに行くと、有名な音楽家に憧れたりします。時々日本人が国際的な音楽コンクールで入賞した、などのニュースを聞くと、その人はどんな教育を受けたのだろうと思うのではないでしょうか。日本でも成功した音楽家の経歴を見ると、環境やよい先生に恵まれていることに気づきます。特に音楽は、よい指導者につくことが不可欠なのです。たとえば鈴木メソッドが一つの例です。かつて鈴木メソッドで訓練された子供が3、4歳でビバルディの難しい曲をバイオリンで弾き、世界を驚かせました。教育はその子供の資質や環境など様々な要素が絡む問題ですから、ある程度学ぶと、将来それを生業とできるか或いは趣味として嗜むかを選択する時期がきます。芸術は素晴らしいものですが、職業となると厳しいものがありますから、子供に習わせる時は、そうした将来の問題を見据えて始めるべきでしょう。

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